株の基礎知識②(株で利益が出る仕組み編)

株式投資

何買う.comです。
株式投資で最も重要なのは利益を出すことです。
株を買うからには損はしたくないですよね。
でも必ず儲かるかといえばそうではないのが難しい。。。

今回も株をこれから買いたいと思ってる方向けの説明です。
基礎知識②では株で利益が出る仕組みについて説明します。

株で利益が出る3つの仕組み

株で利益が出る仕組みは以下の3つがあります。

①キャピタルゲイン(株の売買益)
②インカムゲイン(配当金)
③株主優待(株主へのお礼の品)


短期間で利益が出やすいのが①キャピタルゲインになります。
私が主に買っているのは②インカムゲイン、③株主優待が手厚い銘柄です。

それぞれ特徴があり、順に説明したいと思います。
いずれにも共通するのが企業の業績に左右されるということです。

企業の業績については基礎知識①にも記載があるので、読んでみてください!
https://nanisuru22.com/stockbaic1/96/

①キャピタルゲイン(株の売買益)

キャピタルゲインは最もわかりやすく、株の素人の方でもイメージしやすい利益だと思います。
株の利益はシンプルで、買った時の金額よりも上昇していれば利益を出せます。
この値上がり益のことをキャピタルゲインといいます。
逆に買った時の金額よりも下降していれば損失になります。

例えば、以下のグラフを例に説明します。
2020年3月は株価の下落が止まりませんでした。
記憶に新しいです。
この時、日経平均が16000円台まで下がったことがグラフから見て取れます。(グラフの青矢印)
しかし、その後金融政策やコロナ対策によって経済は回復。
むしろそれを通り越して、急上昇しました。
日経平均30000円を突破したことがニュース報道されましたね。
現在は、ウクライナ情勢の不安定化や金融引き締めなどあり、
2022年3月4日時点では26000円を割りました。(グラフの赤矢印)

2019年末~2022/3/4現在までの日経平均トレンド

このグラフの青矢印赤矢印で比べてみましょう。
青矢印のとき16000円で株を購入した場合、
現在まで保有していれば赤矢印の約26000円まで上昇していますから、
+10000円だけ価値が増加しています。
この状態を10000円の含み益といいます。
これを売却した時に、利益が確定しますので、手元にあるだけでは利益を含んだ状態ということです。
売却して、利益を確定させることを利確とよく言いますが、
利確して初めてキャピタルゲインが得られるわけです。
実際には日本株の場合、株の売買で得た利益には20%課税されるので、
この例の場合、8000円の利益となります。

この含み益という状態は心理的にとても安定します。

コロナショックで株価が下がる中、
買い向かうことができた人はかなり儲けを出しているのか、、、すごい
コロナショック後から現在まで日経平均で1.5倍から2倍になっていますからね。
株で大きな利益を出すのはこのキャピタルゲインを狙うことです。

逆に日経平均30000円を超えた時に勝った人は現在、含み損の状態です。
これ以上、損失が増える前に、現在値で売ってしまうことを損切りといいます。
損切りは非常に重要だと思います。

この含み損という状態は心理的によくないですね。。。心配になる。

私も損切りできずに、価値が下がり続けている株を持っています。。。
また上昇すればよいですが、このまま下がり続ければ、損失も増えていく。。。
これは難しいですよね。せっかく買った株を手放すというのは、、、、
高い授業料だと思って引き続き見守ります。

メリットデメリット整理
・メリット:狙える利益が大きい 
      含み益が出ると精神的に◎
・デメリット:損失が出た場合も規模は大きい
       含み損が出ると精神的に×

②インカムゲイン(配当金)

二つ目はインカムゲインです。
株を持っているだけで、お金をくれるという素晴らしい仕組みです。
収入源を手っ取り早く増やす方法ですね。
米国株は年4回、日本株は年2回の配当をする会社が多いです。
毎年これが振り込まれるのは楽しみで、配当金はボーナスみたいな感覚ですね。
そして、企業の業績により増配があります。

配当金を出す会社は、比較的業績が安定している会社が多いです。
利益額も大きいので、企業成長への投資だけでなく、
株主への還元をしていると考えることもできます。
配当金で利益を出したい人はキャピタルゲインよりも安定して利益が出しやすいと思います。

年間の配当金は0%から多い企業だと10%を超えることもあります。
このパーセントは株価に対して配当金が何%かという数字です。
10%というと10年保有していれば、投資額の元が取れてしまう計算です。

配当金を受け取りたい人には、比較的安定して収益を得たい人が多いと思います。
そういう方には、2~4%位の企業を選ぶことをお勧めします。

というよりは、以下の理由で2%以下と4%以上をお勧めできません。
2%以下だと、配当金のうまみがない。
4%を超えると、企業の利益を配当に振りすぎていたり、
株価が下がりすぎているため、見かけ上配当利回りが上がっていることも。。。
こちらも同様に、日本株の場合20%課税となることに注意ください。

先ほどのキャピタルゲインと比べると利益額は小さいですね。。。

他の注意点もあります。
簡単に挙げると以下です。
配当金を出さない企業がある
会社の業績によって、配当金が減るor無くなる

メリットデメリット整理
 ・メリット:利益が比較的安定している。
       ボーナスみたいでうれしい!!
      企業の業績が良いと増配
 ・デメリット:キャピタルゲインより利益が小さい
       企業の業績が悪いと減配or無配当

③株主優待

3つ目は株主優待です。
これも面白いです。私も大好きです。
多くはカタログギフト、QUOカードです。
カタログギフトは選ぶのも楽しいですし、届いたときもまた嬉しですね。
これら以外となると、自社製品プレゼントか、自社製品の商品券などが多いですね。
保有株数の増加に応じて、その内容もグレードアップしていきます。
優待はもちろん税金がかかりませんので、会社の利益還元をまるっと受け取れるのでお得ですね!

配当金は利回り2~4%と考えると、
株主優待の金額を利回り換算すると、これを超えてくることが多いです。

さらに、株主優待を出す会社は配当金も同時に出していることが多いので、
配当金+株主優待を合わせて受け取ることができます。

企業の業績が良好な時は、優待の内容も安定していますが、
不調になった時に、見直しが入りやすいです。(最悪廃止も、、、)
私も最近ひろぎんHD【7337】の優待内容見直しで、ショックを受けました。。。

メリットデメリット整理 
 ・メリット:税金がかからない
         利回りが大きい
       多くの会社で配当金+株主優待で受け取れる  
       プレゼントをもらえると嬉しい
・デメリット:業績によって内容変更が入りやすい(廃止の可能性も) 

第二回まとめ

今回は利益が出る仕組みの話でした。
株をこれから購入したいと考えている方には、大切な情報だと思います。

私自身経験はまだまだ少ないですが、
趣味で株をやっていて思うのは、キャピタルゲインは時世もあるので難しいです。

配当金や株主優待をもらいながら楽しく株生活を送りながら経験を積んでいこうと思っています。
今後も少しでも皆さんにとって役に立つ情報を出しますので、
楽しみにしていてください。

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